土地の境界は、所有者の権利の範囲を示します。
その範囲の外側には、自分以外の権利が及んでいるのが一般的です。
そのため、登記に必要な境界の測量を行うとき、お隣りの地権者の方からも確認していただくことが大切です。
当事務所から電話・訪問・郵便等にて、土地の境界確認について連絡させて頂いております中、土地所有者・管理者の皆様からご理解とご協力を賜りまして日頃より感謝しております。
本年の境界確認立会 “ はじめ ” は、九戸城跡エントランス広場のお隣りでした。
境界には、石杭とコンクリート杭がしっかり設置されており、境界が安定している土地です。
昭和50年代の国土調査による地図とも一致しておりましたが、一箇所だけ地図には無いポイントに石杭がありました。当時の地図は「図解法」による『手書きの地図』ですので、国土調査前の地図と市役所の資料も調査して、そのポイントがちゃんとあることを確認し、現地で説明させて頂きました。
しっかりと残されている境界杭、精度の高い測量、入念な資料調査のもと行う境界確認に地権者の皆様も安心してご確認頂けたものと思います。
立会後、ふと九戸城跡に目を向けると、やわらかい雪に包まれた景色に心が揺れ動きました。
仕事はじめの日、ドローンを飛ばした時もこちらのエントランス広場で思いも寄らない雪景色と出会ったわけですが。。
雪に描かれたハートを偶然見つけてしまってドキドキしてしまいました(笑)
そして、今回はスタッフと一緒にワクワクした結果、こんなことになりました。
気になる方は、↓コチラのTik Tokをご覧頂ければと思います。
仕事を通じて地域を知り楽しみを発見できるのも、この仕事ならではかも知れませんね。